私の経験職種から、各職種のメリットとやっておけばよかったという後悔をご紹介します。おすすめの資格も参考になれば嬉しいです!
実体験をもとに、事務職・営業職・販売職のメリットと「こうすればよかった…」という後悔をまとめました。
・今の職種で良いのか悩んでいる
・他の職種も挑戦してみたい
・どんな資格が役立つのか知りたい
あくまで実体験をもとにしており、他の考え方や意見もあると思いますので、参考としてみていただけると嬉しいです!
事務職
社会人になり、初めて経験した職種が「事務職」です。
ルーティーンワークが多く、どちらかというとゆとりを持った働き方をした人が多いのでは?と考える方もいると思いますが、事務職といってもさまざまな仕事内容があります。
仕事の幅の広さや責任の範囲は会社によりけりだと思いますので、転職などする際は業務内容や業務幅について確認してみてください。
事務職のメリット
私の考えるメリットは以下です。
- 先々の予定が立てやすいため、休みの調整がしやすい
- 営業サポートの場合、最終的な確認責任は営業にあることが多く、最終責任の負荷は少ない
- 業務内容が毎月固定化しているものも多いため、効率化に向けた工夫ができる
- 先々を考えた仕事が多いため、周りへの配慮やリスクヘッジ能力が身に付く
- 規模や環境によるものの、急遽の休みや長期休みの際に周りにサポートしてもらいやすい
事務職は業務を円滑に進める要とも言え、工夫次第では業務効率化や自身のみならず周りの業務効率化にも一役買う存在かと思います。
仕事を円滑化、効率化させながらもプライベートも大切にできるのが魅力だと思っています。
事務職の時やればよかったこと
私が後悔していることは、「Excelを極めればよかった」「マクロを学んでおけばよかった」「マナーを身につければよかった」の3点です。
社内の独自システムを使うことも多いですが、どの会社でもどの職種でもExcelを使う機会は多いです。
そんな時極めていればどの職場でも重宝がられるかと思います。
また、同時にマクロが組めるようになっていると理想でした。
効率化するのに数式やピボットテーブルを使うことが多いですが、マクロを学び活用できるようにしておけば、時間がかかっていた作業も一部自動化することが可能です。
マナーについては、歳を重ねるにつれ人から学ぶ機会が減る気がします。
電話対応やメモの渡し方、来客時の対応など、正しいマナーを身につけ実践すればよかったと後悔しています。
事務職におすすめの資格
おすすめの資格は以下です。
- ・簿記
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数字を扱うことが多いため、簿記3級(できれば2級)までの知識があると安心です。
自分の業務外でも伝票処理などの相談を受けた際に重宝がられます。
- ・秘書検定
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こちらは資格取得までは必要ないかもしれませんが、知識としてあると安心です。
基本的なマナーが身に付くため、いざというときに悩まず行動ができます。
- ・MOS
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こちらも資格取得までは必要ないかもしれませんが、Microsoft Office製品が使いこなせるのはとても便利です。
データ分析やマクロなども学べるため、勉強して損はないと思います。
営業職
営業職も業界や会社によって仕事内容はまちまちかと思います。
最近では「インサイドセールス」や「テレフォンアポインター」など、営業をさらに細分化した職種もあります。
同じ営業でも「どんな営業が自分にはあっているのか」「toBとtoCどちらが自分にあっているのか」「どんな業界をやってみたいのか」転職の際は明確にすると探しやすいと思います。
営業職のメリット
私の考えるメリットは以下です。
- 自分で仕事のスケジュール調整がしやすいため予定を立てやすい
- 目標が明確にあるため、何を達成すれば評価されるのかわかりやすい
- 自分で利益を上げている実感がしやすい
- 営業戦略を考える上で、フレームワークや営業手法などを学ぶことができる
- セールススキルは業界問わず転職しやすい
目標の達成や数字を問われることも多いため、ストレスやプレッシャーがかかる職種でもありますが、達成するためのさまざまな手法が世にあるため、自分で取り入れて試すことができるのが魅力だと思います。
営業職の時やればよかったこと
現時点でやればよかったと後悔していることは「周りに頼ること」「人を巻き込むこと」「やり切ること」です。
目標は個々につくことが多いため、「自分で頑張らなければ」という思いが出てくることもありますが、先輩や上司、同僚などさまざまな知見を持った方に相談しながら、ときには周りに頼ってサポートを煽ることで良い案が浮かぶことがたくさんあります。
「人を巻き込むこと」も同様に言えますが、「自分一人ではできないこと」「自分一人では十分に返せないこと」は、一番お返ししないといけない相手はのは誰なのか。社内ではなく、社外ではないか。ということを念頭に周りの方と共同することをおすすめします。
「やり切ること」は、営業としてやろうと決めたこと、方針が途中で変わることも多々あります。
それが目標のために変えたことであればOKですが、自分の中で面倒さや怯みが出て変えたことであればNGだと思います。
筋が通ってやると決めたことは「やり切ること」がとても大切だと思います。
営業職におすすめの資格
おすすめの資格は以下です。
- ・簿記
-
事務職でも上げましたが、営業職にもおすすめです。企業の財務情報を理解できているのは強いと思います。
BtoBの営業であれば、担当企業の決算資料などは読むようにしましょう。
- ・英語
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資格で言うとTOEICや英検などが挙げられますが、ビジネス英語ができると良いです。
実際に会話ができたり、契約書を読めたりすることが大切だと考えるため、英会話学習の方がおすすめかもしれません。
- ・FP
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こちらも資格として必要というよりは知識があると役立ちます。
経済の動向や法律がどうなっているのか、情報収集ができているとビジネスで活かせます。
販売職
こちらはアルバイト経験になりますが、ご紹介です。
人と接するのが好き、人に提案するのが好き、相談に乗るのが好きという方にはおすすめの職業かと思います。
オンラインでの販売が増えている昨今ですが、その分実店舗を利用する方に向けては提案力が欠かせませんね。
販売職のメリット
私の考えるメリットは以下です。
- 普段会わない人も含め、さまざまな人と会話ができる
- 自分の好きなものをおすすめすることができる
- 提案力や話術が磨かれる
- 仕入れや店舗経営など、運営についても学ぶことができる
- トレンドに敏感になり情報収集能力が身につく
販売職と言ってもさまざまなものがありますが、接客以外にも仕入れや目標設計、人員配置など、実際に自分に関わりがなくとも、身近な環境の中で見聞きでき、学ぶことができるのが魅力だと思います。
販売職の時やればよかったこと
学生のアルバイトだったため、後悔というまでには至りませんが、「正しいマナーを身につければよかった」「語学力を身につければよかった」「もっと経営状況を見ておけばよかった」と思っています。
学生と言えども、「領収書を書く機会」や「目上の方をご案内する機会」は訪れます。
書き方や渡し方は社会人でも共通ですし、ご案内も同様に言えることだったなと思います。
また、語学力、特に英語は身につけておくべきだったなと思います。
いざ英語で聞かれた際に即時対応ができずモヤモヤしたことが多々ありました。今後を考えても英語を学んで、話す機会はチャンスと捉えてもっと積極的に会話すべきだったなと思います。
最後の経営状況ですが、身近で学べる機会だからこそ、「利益率ってどのくらいなんだろう」「今日の売り上げがこのくらいで、かかっている人件費がこのくらい、そのほか仕入れ代を考えると利益はどのくらいなのか」など、経営観点でも考えながら働けたら勉強になったなと思いました。
売り上げや回転率は意識していましたが、その他かかる費用含めもう少し俯瞰してみれていたら、また違った勉強になったなと思います。
販売職におすすめの資格
おすすめの資格は以下です。
- ・販売士
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学生の時に一度取得しましたが、販売の接客マナーや販売技術などの知識が学べるのでおすすめです。
2級では管理者レベルの内容を学ぶことができます。
- ・英会話
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具体的な資格名ではありませんが、基本的な英会話ができると安心です。
読み書きというよりは、カタコトでも会話ができることが重要だと思います。
- ・コミュニケーションスキル
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こちらも具体的な資格名ではありませんが、接客はコミュニケーションなので、相手が話しやすい間の取り方や自然な話の掛け方など、心理的要素を含めて身につけると良いと思います。
まとめ
今回は実体験をもとに、職種ごとのメリットとやればよかったの後悔、おすすめの資格についてまとめました。
あくまで経験した内容からなので、人によっては感じ方が異なる部分もあるかと思いますが、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
どんな職種にもメリットや工夫によって学べることがたくさんありますね!
スキルはどんな職種でも身につけられる、そして共通のスキルもたくさんあると思っています。
今の環境で工夫できることは何か、どんな資格やスキルが役立ちそうか、ぜひ考えてみてください。
読んでいただきありがとうございました!