私は大学時代の就職活動があまり上手くいきませんでした。
「これをやればよかった…」
「きちんと確認すればよかった…」
という後悔があるため、
これから新卒の就職活動を迎える方の参考になると嬉しいです。
・これから就職活動を迎える大学3年生/4年生
・第2新卒で就職活動を考えている方
幅広く業界を見てから絞ればよかった
実際に就職活動をする際に、幅広く見すぎるのもよくないと聞いたことがありますが、
私はもっと幅広く見てから検討すればよかったと思っています。
身近に感じている業界や有名な業界内で最初の検討幅を狭めてしまうのはとても勿体無いです。
実際に社会に出てから、「こんな業界があったのか」と思うことがたくさんありました。
例えば、IT業界とひとくくりに言っても、「ソフトウェア業界」「ハードウェア業界」「SI業界」「インターネット・Web業界」「通信インフラ業界」と多岐に渡ります。
その中でも、得意な技術が異なり、目にする機会が多い業務内容もあれば、普段目にしないがとても重要な役割をしているものなどがあります。
自分が知っている、見たことがある、聞いたことがあるだけに閉じてしまうと、この内容を知っていればやってみたかったと思うことが出てくるかもしれないので、いろんな業界があること、仕事があることを知った上で、その先の方向性を考えるのが良いと思います。
自分の好きなこと、得意なことを知る
就職活動の際に、自己分析をする方が多いと思いますが、これはとても大事だと思います。
上辺だけではなく、「本当に自分が好きなこと」「自分が得意なことは何か」をしっかり知ることで、適した業界や仕事も探しやすくなります。
また、自己分析する際は、個に閉じず、他の人からも見てもらうと良いでしょう。
自分ではこれが好きだと思っていても、他人からは違うものが好きなように見えていることがあります。
客観的に自分を見てもらえると、それまで自分では気がつかなかった「好奇心」が見つかったり、「得意に見えていること」がわかったりします。
自己分析、他己分析をし、自分に合う業界で仕事をすることで、苦の少ない働き方ができると思います。
業界の先を見る
就職活動の際に、これまでの実績や安定性を見る人は多いと思いますが、ぜひこの先もしっかり見てください。
例え、現在の業績がよかったり、業界の調子が良かったとしても、その先も良いとは限りません。
私が就職活動をした際も、その当時人気だった業界が現在は不人気だったりします。
よく会社の説明会では、今後の方針や見据える先などを教えてもらえますが、その通りに行くとは限りません。
日本だけではなく、海外の状況も見て、この先どうなりそうなのか、どういう世界になりそうなのか、どんなものに需要が生まれそうなのか、是非業界全体の今後の動向も調べて臨んでください。
就職して数年経つと、同じ年数働いているのに給料が全然違う…なんてこともあります
今後の年収・手当・転職状況などを確認
今後の年収の上がり幅や手当は確認した方が良いでしょう。
最初のお給料が良くてもその先上がらない…なんてこともあります。
また、近年はいろんな手当てがありますが、住宅手当などは減ってきたように思います。
住宅手当や社宅の補助は正直とても大きいです。
毎月の固定費用の中で占める割合が大きい家賃が補助されるだけで、かなり貯蓄ができます。
お給料自体が変わらなくても、手当や福利厚生で大きな差になることもあるので、この辺りはしっかり確認しましょう。
また、ずっとその場所で働き続ける予定であれば良いのですが、そこから転職する人がどんなところにいっているのかも確認すると良いと思います。
自分の市場価値がどのくらいになるのか、どんな力をつけていればどこに行けそうか、今後のキャリアプランを考えやすくなります。
今はクチコミサイトでもいろんな情報が共有されているので、参考にすると良いと思います。
OB訪問をする
正直、私はあまり積極的ではありませんでしたが、OB訪問は大事だと思いました。
自分を売るためにするのではなく、その会社の雰囲気やどんな人が働いているのかを知るのにとても良いです。
同じ業界でも職場の雰囲気は全然違います。
いくら業務内容が好きでも、全く性格の合わない会社にずっといるのは辛いものです。
一人にあっただけではわからないことがたくさんありますが、話し方や服装、考え方などを知る良い機会となりますので、入りたいと考えている会社にはOB訪問をおすすめします。
副業の可否
近年は副業が盛んです。
禁止の会社もまだたくさんあるので、副業をしても良いのか、だめなのかは確認しておくと良いでしょう。
やらないと思っていても、SNS運用がやりたくなったり、事業をしてみたくなったりすることがあります。
そんな時に申請をしても通らない会社に勤めていると、機会を奪われたり、転職したくなったりしますので、将来的に考えている方はぜひ副業を推奨している会社に勤めると良いと思います。
(隠れてやっている人が多いですが笑)
まとめ
今回は新卒の就職活動でやりきれず、後悔したことをまとめました。
私は最初からこれがやりたい!というものがあり、そればかりが先行し、いろんな業界を見ずに受けてしまいました。
結果、転職をしてやりたいことを見つけましたが、最初から転職後の業界に入ればよかったと後悔しています。
転職時代ではありますが、まだまだ新卒の方が手当てが充実していたり、昇進スピードが早い会社も多く存在します。
大切な新卒時の就職活動は悔いのないものとしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます!